建設会社の判別
カテゴリ: 不動産投資
あるオーナーが、管理会社に対して敷金返還請求が行ったときの対応の話があります。
管理をしていた建設会社の代表者は、「契約時に、敷金の取り扱いに関しては、借主は
納得の上で記名・押印をしている。だから敷金は返す必要はない」と答えているそうです。
今の時代にこんな理屈が通るはずがありません。
借主が記名・押印している契約書があるといっても、契約時にきちんと説明していたのか
借主が理解していたのか、さまざまなポイントがたくさんあります。
さらに建設会社の代表は「そんなに心配なら借主に敷金は帰らないとの覚書を別途
取り交わしましょう。それなら安心でしょ」と重ねました。
この代表者は、今までのように、供給よりも需要が上回ると思っているのでしょうか。
すごい勢いで供給が上回っている中で、よく言えたものです。
実際に裁判になってオーナーが敗訴しても、おそらくこの建設業者はプロとしての対応、
責任を取ることはないでしょう。
また、他の建設販売業者で、管理もセットで行っている会社の事例ですが、自社で
不足金額分を貸し付けて、銀行と建設会社の二重のローンのケースの話があります。
毎月の収支報告書・現在の賃貸契約内容を確認しても、今後は間違いなく赤字、よくて
収支トントンといった感じの投資物件に対して、管理を変えようとしたところ、
条件として、購入不足分の(建設会社からの借り入れ分)を一括返済することが
条件という内容が出てきたことがありました。
建設会社は、実質の利回りを把握しているので、上記のリスクの大きさを考えて、
早急に回収せざるを得なくなったのではないでしょうか。
このような事例もあるので、気をつけてください。
